婚活講座Ｃ「婚活の心得シリーズ」概要紹介

　婚活する女性が結婚したいと考える、人間的魅力のある男性とは、仕事のできる男性で、職業の如何に拘わらず、言わば「人生の実業家」です。

　実業家は、展開している事業の構想と投資戦略、人員の配置と能力の向上、事業収支と資金繰りなど、ありとあらゆる事を常に考えています。

　ここで言う実業家の真の意味は、組織を統括する能力を有する人で、公務員やサラリーマン、或いは、医師や弁護士、学者や研究者、そして芸術家や職人でも、そうした能力を職場で発揮している人が居ます。

　婚活する女性は、「青年実業家」を探しましょう。青年実業家とは、実年齢が若いことではなく、常に学習能力を磨き、未来に向かって挑戦の姿勢を崩さない男性です。仕事では、その人の生きる姿勢、人生観、そして知性と教養が如実に現れます。そうした人であれば、自らの人生を設計し、苦難に直面しても解決の糸口を探し出します。

　経営手腕を持つ実業家と結婚しても、女性の側が会社勤めしている場合や、専業主婦として夫の事業に関心を払わない場合は、結婚後の５年、１０年のうちに離婚の危機を迎えることが多いようです。生きる世界が別となり、夫婦で同じ方向を向けなくなるからです。お勧めは、夫の会社に転職し、取り敢えず経理を覚えることです。事業経営の実態と先行きは、全てお金に出ますので、大いに勉強になるでしょう。

　人生は、事業イコールではありません。婚活する女性は、経営理念や今後の構想を尋ねてみましょう。若し、あなたが実業家の夫を公私共に支え、事業を発展させることができれば、それが如何に大変であっても、人生を人の２倍、３倍楽しめます。また、仮に事業から撤退することがあっても、お相手が人生の事業家であれば、何ら後悔することはありません。

　お見合い相手探しは、信頼のおける結婚相談所に入会することから始まります。結婚相談所も、営利目的で成婚料の確保が最優先というところもあるようです。

　婚活の成否は、今後の人生を左右しますので、結婚相談所も、確固たる理念と哲学を有し、かつ人生経験豊かなアドバイザーが存在するところを選びましょう。

　結婚相手を選ぶ絶対的基準は、人間性と人柄、次に才覚と能力です。お見合い相手を探す場合、ネットでの登録システムを活用、希望するお相手を検索しますが、お相手本人のアピールなどはあっても、本当の人間性、人柄までは分かりません。

　ここに結婚相手とお見合い相手を選ぶ基準が必ずしも一致しない理由があります。お見合い相手選びは、見た目と年齢、それからお見合いの都合上からは居住地というところですが、男性を選ぶ場合は年収も無視出来ないでしょう。

　お見合いでは、希望するお相手に申し込んでも断れる場合もありますし、お会いしても写真とは印象、雰囲気が異なるだけでなく、話し方や立ち振る舞いに品格がない人もいます。また、お見合いで気に入ったお相手からは、交際を断られる場合もあるでしょう。

　しかし、そこで落胆せず、冷静に自らを振り返り、結婚相談所のアドバイザーとともに失敗の原因を考え、更には、人間性とユーモアのセンスを磨いて、次のお見合いに臨みたいものです。　

　ここでは、お見合い当日のルールとマナーについても紹介しています。

　結婚適齢期の男性と女性が、結婚をして家庭を持つことは自然の摂理です。結婚の幸せの実体は何処にあり、どうしら実感できるのでしょうか。

結婚の幸せは、夫婦間の長い対話の中にあるとは、良く言われていることですが、本当に幸せかどうかは、対話の中身次第でしょう。結婚の幸せについては、家庭と仕事という視点から考えてみては、如何でしょうか。

　先ず、家庭ですが、子供が生まれても、我が国では父親の影が薄いなどという指摘があります。これには、いろいろと原因はあるにしろ、結果としては、夫婦間の対話が置き去りにされます。また、夫、妻のどちらかに隠し事があれば、夫婦間の信頼関係が揺らぎます。

　次に、夫婦夫々の仕事や職場との関係です。お互いが配偶者の仕事に関心を払い、理解する努力を怠ると稼ぎは増えても、夫婦すれ違いの生活が当たり前になります。子供が小さい場合、夫に妻と同様の負担を求めると、必ず無理がきます。父親は母親の代わりはできないので、妻に負担がかかるのは、仕方がありません。