代表者の略歴とメッセージ等

　私は、人を職場、そして社会で活躍させることを得意としております。自分でも驚く不思議な才覚です。人が持つ潜在的可能性を信ずる心が強いからでしょうか。私は若いころ、国家公務員試験に合格したいという、多くの大学生の面倒見をした経験もあります。

　その経験からは、何のための試験なのか、試験に臨む動機が大切です。試験に合格した後、具体的に何をしたいのか、確かな考えを持つ人は、予想外の大活躍をしています。外交官として、国際機関で世界の平和に貢献し、或いは、我が国の大使となって、各国との友好関係の構築に励んでいる人もいます。

　リベラルアーツは、婚活の心得として「人生の実業家」を目指してはどうか、と提唱しています。

　人生の実業家とは、社会に貢献する求道心と使命感をもって、自らの人生を組み立てる人を言います。そうした人生の組み立てを決意した人は、決意した人を支える知性と教養が自然に身に着きます。

　私は、若い頃、国家公務員試験を受験する多くの学生の面倒見をしました。新婚時代、休日も返上し、深夜、早朝も厭いませんでした。求道心と使命感のある人は、潜在的な才覚と能力が発揮され、想像を絶する困難な状況で、合格した人も少なくはありません。 

　人生では、ピンチがチャンスとは、良く言われることですが、婚活でも同様です。婚活がうまく行かない方、婚活どころではない方、自分のことだけで、精一杯と思っていませんか。

　そういう方こそ、何かひとつでも社会問題に目を向け、自分ができることはないか、良く考えてみることをお勧めします。生き方を改革するため、これまでの発想を転換すれば、素敵な人との出会いが待っています。

　婚活では、誰しもが素敵な人との出会いを望んでいます。米国の公民権運動で銃弾に倒れたキング牧師や、獄中闘争一万日を勝ち抜いたマンデラ大統領などの偉人、哲人を持ち出さなくとも、素敵な方は、庶民、大衆の中にも数多く存在します。

　人間性と人柄が優れた人は、自己の向上を図る求道心と、社会に貢献したいとの使命感を持って、人生を生きていますが、本当の幸せは、自らの才覚、能力を人の役に立ててこそ、訪れるのではないでしょうか。